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妊娠中の働くママが出産日までにやる事まとめ【出産手当&出産育児一時金の違い?など回答含む】

出産手当と出産育児一時金の違いなど記載のヘッダー画像

人生の一大イベントである出産。
出産前の検診や出産費用など、
家計が圧迫して払えない人も多いでしょう。
そんな時に家計を助けてくれるのが
出産育児一時金出産にまつわる国の制度です。

退職のタイミングを少しでも間違うと、
その大事な手当がもらえなかったりします。

また、出産前後の休業に
関しても知らないと損する事ばかり。

今回は、
主に退職前に妊娠発覚した場合に何をすれば
お得に手当を受けれられるのか

出産にまつわる手当と
産休育休について順を追って
まずは出産前の段階から
分かりやすく説明したいと思います。

ハリ

ちなみに各都道府県の
出産費用の平均金額はこんな感じだよ
出産費用の全国平均額の図

ハリ

うわぁ…たけぇ。。この費用を
浮かせられる制度があるので、
これを紹介するよ

出産手当金と出産育児一時金の違いは?

この二つは名前は似ていますが、
全く別の制度になります。

出産手当金とは?

社会保険の加入者が出産のために仕事を休み、
給料が発生しない期間に国から
出産手当としておおよそ給料の
3分の2の金額が国から支払われる制度です。
この仕事を休む期間というのは、
産前休業、産後休業で以下のよう
取得できる期間が分かれます。

名称取得できる期間
産前休業出産予定日の6週間前から
※双子などの場合は98日前から
産後休業種産後8週間
※産後6週間は必ず休業するように
法律で定められています。

※退職日当日に少しでも出勤していると、
出産手当金の受給対象外になります。
ご注意ください。
(詳細については記事準備中)

出産育児一時金とは?

出産費用の軽減を図るため、
出産1人あたりにつき
42万円が支給される制度です。
双子なら84万円支給されます。ただし、
産科医療補償制度に未加入の病院の場合は、
1児につき39万円の支給となります。

※妊娠4ヶ月以降の早産、死産(流産)、
人工妊娠中絶の場合も
出産育児一時金の支給対象です。

金欠の場合は「直接支払い制度」を利用しよう

お金がどうしても無い場合は、
「直接支払制度」を利用しましょう。
これは、出産育児一時金で国から
支給される42万円の中からご加入の
健康保険側が病院側に42万円の
出産育児一時金を直接支払い、
妊産婦さんは42万円を超えた分の
金額を支払う制度です。

要するに加入している健康保険側が、
自分の代わりに直接出産費用を支払ってくれる制度で
この制度があるおかげで、まとまったお金が無くても、
安心して出産する事ができます。

また、出産費用が42万未満だった場合は、
後からその差額を保険窓口へ請求すると、
差額の分は別途受け取れます。

直接支払い制度受け取れる金額の例

「直接支払い制度」を利用することで医療機関から
手数料が発生する事もありません。

直接支払い制度の手続き方法

基本的に手続きは以下の2点で完了します。

  • 保険証の提出
  • 合意書へのサイン
注意点
サインには被保険者の直筆サインが必要です。
夫の扶養に入っていて、何らかの事情で
夫のサインが貰えない場合は、
妊産婦さんが代わりにサインできます

妊娠発覚〜出産までの流れ

妊娠発覚して、ママになると考えたら
ちょっとムズムズしちゃうと思いますが、
実はやる事が山盛りなんです。
けど、順を追って先回りして準備しておけば、
スムーズに出産の日を迎えられます。ここで、
妊娠発覚〜出産までの流れをざっくり説明しつつ、

次の項から具体的な説明に入ります。

出産日までにする事
  1. 〜〜妊娠発覚〜〜
  2. 妊娠届けの提出
  3. 病院で妊娠の健康検査(助成金の申請)
  4. パパママ教室などへの参加
  5. 仕事の引き継ぎ資料をまとめておく
  6. 妊婦さんを残業なしにできる制度などフル活用する
  7. 産前休業の申し出をする(出産予定日の6週間前に提出)
  8. 育児休業の申し出をする(休業開始予定日の1ヶ月前までに提出)
  9. 保育園の目星をつけておく
  10. ベビー用品を買っておく
  11. 〜〜産前休業〜〜
  12. 〜〜出産日〜〜

めちゃめちゃやる事多いですね。。
調べていてびっくりしたし、
自ら申請しないと制度を受けられないものもあるのに、
こうして流れがまとまっている
資料が何ひとつ無いんです。
全体像が分からないと動きづらいし、
不便ですよね。

1.妊娠発覚~妊娠届けの提出~

母子手帳交付の画像です
出典:instagram
妊娠後は、お住まいの市区町村役場に行き
(地域によっては福祉センターなど)、
妊娠届けを提出します。そこで母子手帳を受け取ります。

通常病院での診察が割引になる
「妊娠健康審査受診票」などが入っており、
母子手帳を活用することによって、
医療費が安くなります。
地域によっては、保健師さんが
相談に乗ってくれるところや、
妊娠中に福祉センターに足を運ぶことで、
妊娠から出産までの
スケジュールプランを考えてくれる場合や、
ギフト券を貰えるところもあるそうです。

妊娠届の申請場所
お住まいの市区町村役場、もしくは、
地域により福祉センターなど
その他やっておくこと
妊娠後は、
かなりスケジュールが
詰め詰めになります。
妊娠発覚した時点で会社、
上司、同僚などに相談し、
今後の仕事のことや、
引き継ぎに関しての資料を作成するなど、
スムーズに動けるように、
この段階からまとめておいてください

2.病院で妊娠に関する健康検査

妊婦になると妊婦が受診した方が良いとされる
健診回数おおよそ14回を目安に、
必要な検査項目を受けないといけません。
この時期の検査はとても大切で、
例えばホルモンの変化やつわりで
歯みがきが充分に行えないことなどにより、
歯周病や虫歯が進むことがあり、
歯周病などは低体重児出産の
リスクが高まるという報告もあります。
虫歯菌ひとつで産まれてきた
赤ちゃんの乳歯にも
影響すると言われています。
ちょっとした検査でも
大切な時期になります。

検査回数も多いので、妊娠から
産休前のスケジュールでは、
引き継ぎなどをしっかり
同時進行で進めるようにしましょう。

妊婦健康診査助成金について

妊婦健康診査受診票が複数枚写っている画像
出典:妊婦健康診査受診票の画像
母子健康手帳を交付した日〜出産日までの妊婦時期の健康審査費用
助成してくれる制度が
「妊婦健康審査助成金」です。
母子手帳には先程説明した、
「妊娠健康審査受診票」という
いわば医療費の割引チケット
のような紙
が入っており、
こちらを利用する事で
この制度を受けられ、
医療費が安くなります。
ただし、検査項目や
医療機関によっては
使用できない場合もありますので、
事前に確認しましょう。

妊婦が受診することが望ましい健診回数
  1. 妊娠初期より妊娠23週(第6月末)まで=4週間に1回
  2. 妊娠24週(第7月)より妊娠35週(第9月末)まで=2週間に1回
  3. 妊娠36週(第10月)以降分娩まで=1週間に1回
妊婦健康診査助成金内容
助成期間母子手帳交付日〜出産日までの妊娠時期(出産後の健診は助成対象外)
助成回数・金額市区町村によっても変わるが、
1回あたり5,000円が上限で
14回分まで助成する所が多い。
合計上限金額は70,000円
助成対象となる項目妊婦健康診査費のうち、保険診療適用外の自己負担分(自費・私費分)
助成対象と
ならない項目の例
・基本的な妊婦健康診査を含まない受診
(超音波検査 のみ、NSTのみ等)
・予防接種費、胎児検査(クアトロ検査、羊水検査、3D等)、
文書料、入院費
・分娩費、DVD、腹帯、コ ルセット、母親学級受講費など、
出産後の健診

妊婦健康診査助成金の申請方法はこんな感じです。
妊婦健康診査助成金の申請の流れをイラストで図解

3.パパママ教室への参加

パパママ教室の参加は、
面倒だとは思いますが、
夫婦揃って参加した方が
妊婦さんの辛さを理解してもらえる
きっかけになると思うし、
パパママは人生で初体験の事ばかり、
不安が大きい中、同じ教室に
参加するママ達と
仲良くなって情報交換するのも、
気持ちの部分で安心感が
とても大きいと思います。
パパがママの気持ちを
理解したりするのにもいいと思いますし、
人生1回のせっかくの
子育てなのでこういった
教室の雰囲気を味わうのも
大事だと思います。
実際の雰囲気はこんな感じです。

4.仕事の引き継ぎをまとめておく

こんなの余裕でしょ。
と思う人ほど、本当に前倒しで
準備しておいた方がいいです。
産休で長期の休みを取るとはいえ、
引き継ぎなどをしておかないと
現場の人が休日出勤や残業など
重い仕事をカバーしないといけません。
忙しくて余裕がない時に人は
他者を攻撃しがちになるので、
引き継ぎをしていない事で、
後任者がストレスでいっぱいになり、
産休対象者へいじめまがいな
マタニティ・ハラスメントに
発展するケースも多々あります。
また、つわりの症状などが強くなると、
普段のパフォーマンスも
充分に発揮できませんし、
普段の仕事ややるべき事を
資料にするだけで無く、

大きな案件の場合は
部課長を巻き込む


定期作業ややるべき事をリスト化したら、
それを後任が本当に理解しているか確認する


上長がいない場合の判断は
どこに仰ぐかルートの再確認する

など、幅広い視点で
普段の業務を見直しましょう。

妊娠中の業務引き継ぎにはエバーノートを使おう

エクセルやGoogleスプレッドシート
などの表系ソフトで情報を
まとめるのもいいですが、
細かい説明を書きすぎてしまうと
全然読まれなくなってしまいます。
書いてあるのに、
忙しくて読む時間が無いので、
結局引き継ぎできていない時もあると思うので、
画像に簡単に文字を書き込んで、

URL一つで共有できる
エバーノートを活用しましょう。

★上手くいかない引き継ぎの例

上手くいかない引き継ぎ例

★効率の良い引き継ぎ方法の例

効率の良い引き継ぎ方法の例

上記二つの画像の出典:産休前の引き継ぎ不安を解消!1 ヶ月で新人に業務を引き継ぐまで

5.妊婦さんの仕事や休暇に関する制度をフル活用する

妊婦さんの仕事の負担を軽減し、
健康を維持するために働く妊婦さんは
以下の様な休暇制度を取得できます。

  • 病院の診査に必要な時間を確保できる。
  • 妊娠で体調がよろしくない場合、細かい時間単位で休める
  • 産む6週間前から休める
  • 出産後に8週間休める
  • 残業なし、夜勤勤務なしにできる
  • その他…

詳細はこちらの記事に
まとめているので、
お時間ある時にご覧ください。

妊娠中のママが退職前に休業制度を使う画像です。 妊娠中の働くママが取得可能な仕事をラクにする制度一覧

5.産前休業の申し出をする(出産予定日の6週間前に提出)

双子以上の場合は
14週間前からの申請すれば取得できます。
請求の手続きは会社の
定めにより異なるので、
会社に確認してみてください。
出産予定日が分かった
時点で速やかに申請しましょう。

労働者が産前産後休業を取得したことにより、
解雇したり、不当に扱う事は
法律で禁止されています

6.育児休業の申し出をする(休業開始予定日の1ヶ月前までに提出)

育児休業の申し込み期限は、
法律で育休開始の1ヶ月前
と定められています。

産休に続けて育休を取得する場合は、
産前休業に入る前、もしくは、
産前休業中に申請する事になります。

申し出は休業開始予定日や
終了日を明らかにして、
書面により行わなければ
いけないので、
できるだけ早めに申請しましょう。

きっと混雑具合などにより
反応が遅くなる場合もあると思うので。

会社側は育休開始予定日や
終了予定日などを申請者に
速やかに通知しなければいけません。
また、休業中の給料や
職場の配置などに関しても、
あらかじめ申請者へ
伝えるように努力する
義務があります

ハリ

産前・産後休業期間及び、
その後30日間の解雇は法律で
禁止されているので、
その期間に変なこと言ってきたら
速攻録音して、弁護士に相談しましょう。
大金が手に入り、
世の中からマタハラをする
悪しき組織が1つ減り、
1石60丁ぐらいになるよ

7.保育園の目星をつけておく

送迎などの兼ね合いもあるので、
場所や保育してくれる
時間なども含めて夫婦で
しっかりと話し合って決めましょう。

ざっくり分けると
国の基準を満たしている設備などが
充実した認可保育園
そうで無い不認可保育園があります。

その他には、幼稚園保育園が
一体化した認定こども園や
個人宅で子供を預かる保育事業もあります。

市区町村役場でお住まいの地域の
保育園情報を提供してくれる場合もあるので、
窓口も有効的に活用しながら
情報を集めましょう。

8.ベビー用品を買っておく

妊娠後は仕事の引き継ぎ、
パパママ教室の参加、
必要書類の申請、病院での検査などなど、
思った以上に忙しいです。

時間もない上に、
つわりが酷くなってきたら
あまり動けなくなってきます。

以下のアイテムは最低でも
事前に用意しておいた方がいいでしょう。

  • ガーゼ短肌着
  • コンビ肌着
  • 紙おむつ(新生児用)
  • ベビー石けん
  • ベビー爪切り
  • 抱っこひも

こんな感じで準備している人もいるようです。

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ベビーワゴン完成👶💓 ・ ごちゃごちゃになっちゃったけどベビーお世話ワゴン完成❤️ 今はサンプルたくさんあって潤ってるけど、そのうちすっきりできるといいなと思ってます😋✨ ベビー用品完全ガイドみてたらオムツもおしりふきもいろいろ使ってみたくなる😻 子に合うものを見つけられるといいなーと思ってます❣️ ・ #ベビーワゴン #お世話セット #ベビー用品 #ベビールーム #ベビー用品収納 #ベビー用品準備 #赤ちゃん用品 #赤ちゃん用品の準備 #ロースコグ #raskog #ikea #イケア #妊娠10ヶ月 #妊娠37週 #妊娠後期

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インスタで出ている
抱っこひも(ベビーキャリー)は、
こちらです。ポーチサイズのものもあるようです。
▼持ち運び便利かもしれません。


前編は終わり

以上前編はこんな感じでした。
今回様々な資料を血眼になって探したのですが、
各制度の名前も地方自治体によって、
少し変えたりして公式資料として発表していたり、
何が正しくて、どんな制度が、
どのぐらい受けられて、
どういう手順で、何をすればいいのか。
本当に分かりづらいなと実感しました。

また、政府が発表している
資料のほとんどが
出産後の流れしか
書いてないんです。(激おこ)

けど、ベビー用品の準備然り、
保育園の準備然り、
必要書類の申請然り、
実際は出産までにどのように
動けばいいのか?知る方が
大切だと思います。

そうしないとスケジュール
だってなんだって決められないし、
まず全体像が見えないと
申請漏れがあるかもしれません。

断片的な情報ばかりしか
無い現状は非常に困ると思って、
かなり時間をかけて
主にママとなる人がどのような順番で
何をやればいいのか?を
大まかでいいので把握できる事。
を目的として今回この記事を作成しました。

把握さえできれば、
情報に辿り着く事はせめてできるので。
今回は出産日までに
やる事をご紹介したので、
次回からは、出産後に
やる事をご紹介します。

何か少しでも
お役に立てていれば、
この記事をRT拡散して
頂けると励みになります!

ハリ

大丈夫だとは思いますが、今回の記事の中で
不足情報などもしあれば、
以下のリンクからご連絡ください。
ここまで読んで頂きありがとうございます!
それじゃまた!続編に続くよ

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