雇用保険と傷病手当申請からの延長で退職よりも休職がお得になる裏技

退職よりも休職がお得

どうも、パワハラ祭りで大変な思いをした経験のあるハリくんです。

みなさん、パワハラや嫌がらせを受け、すぐにでも辞めたいと思うでしょう。
けれど、思い切って辞めたのに退職後は、自己都合だから失業保険をもらえるのは3ヶ月後、仕事もないし、しばらく休みたいのにまた辛い転職活動。
思い切って辞めても、会社は1人辞めただけで潰れる訳ではないし、多少のダメージはあると思いますが、会社側は涼しい顔をしているわけです。

自分だけが負担

そんな中、自分だけがこんなにも負荷を背負う。
これって、悔しくないですか?

今回は、僕自身あとから知った、あぁ〜辞める前にこれやっておけばよかったなぁと思うことを大公開。

何もしないでも半年は生活しなくても暮らせるという事を目標に
そのやり方をご紹介します。
※あくまでも、本当に心理的負荷があり、退職した場合の方を対象にしています。悪用はやめましょう。

パワハラや嫌がらせなどの証拠を残そう

まず、その内容をきちんと録音しましょう。会社の人に悪口を言われたり、何かされたり、会議でいつも問題発言をされるようなところで働いている時は、会議の際に常に胸ポケットか何かにスマホやICレコーダーを忍ばせて、何気ない普通の会議でも、念の為すべて録音した方がいいです。

証拠資料があれば、

労災がおりる可能性が高くなり、裁判にも使えるし、退職後の失業保険の給付の際に、
「会社都合」として処理する事もできます。

ぶっちゃけ良いことだらけなので、ちゃんと録音しておきましょう。
人事部や総務社員へ、パワハラを受けているんです。という報告などした場合にも、
録音はしておいた方がいいです。

会社都合にする際に、ハローワークの人から、

ハロワ職員

会社には改善要求したけど、改善されなかった、人事も総務も動いてくれなかったって事だよね?

って事とか聞かれるので、念の為録音しておくにこしたことはないです。

メンタルクリニックへ行って診断書をもらう

ちょっとプライベートな時間を使うことにはなると思いますが、これも、後々大きな補償を受ける為の大事な資料になります。
面倒だと思わないで、あとあと自分にプラスになるためにも行っておきましょう。以下のうつ病の方の症状を参考に伝えるとうつと診断書されやすいとは思います。
(あくまでも自分の症状と合致している部分を伝えるための参考資料にしてください。医者への無理な証明依頼はやめましょう)

以下の症状がうつの初期症状になります。

  • 悲しい、憂鬱な気分、沈んだ気分
  • 何事にも興味がわかない、楽しくない
  • 疲れやすく、元気がない、だるさが続く
  • 集中力の低下
  • 夜遅くまで眠れないし、寝付きが悪い
  • 朝早くに目が覚める
  • 誰とも会いたくない
  • 頭の中で色んな事を考えて、考え事が堂々巡りする
  • 自分には価値がないと感じる
  • 食欲がない
  • 死にたいと感じる

とある鬱(うつ)病の人の一日

  • シーン1
    3:00
    深夜に目覚める
  • シーン2
    7:30
    会社に出るのが嫌だと感じる。布団から出ようと思ってもうまく動けない
  • シーン3
    8:30
    どうにか会社へ出社
  • シーン4
    13:00
    昼休みになって、少しホッとするが、食欲がなく、ご飯が進まない
  • シーン5
    15:00
     仕事中に何度も同じ書類をみたり、確認ミスが多くなる
  • シーン6
    19:00
    退社後も会社の事が頭をぐるぐるまわり、気分が優れない。何もする気がなくて家に帰る 
  •  
  • シーン7
    19:00
    退社後も会社の事が頭をぐるぐるまわり、気分が優れない
  •  
  • シーン8
    20:00
    食事が美味しいと感じなくなった、残してしまう 
  •  
  • シーン8
    21:00
    帰宅してから動きたくなくなる。TVやYouTubeも冷めた目で見てしまう。前よりも面白いと感じない 
  •  
  • シーン9
    0:40
    眠れないまま朝を迎える事が不安になる。寝れない
メンタルクリニックなどの受付では、受付の人に診断書希望です。と伝えるとスムーズにいきやすいです

ハリくん

傷病手当金を申請しよう!

普段、病気などの診察代が3割負担で済んでいるのは、この健康保険に入っているからです。この健康保険のサービスの1つに傷病手当金があり、病気や怪我で働き続けるのが困難な人が、治療に専念して早期に労働力を回復できるように生活保障として「健康保険組合」から支給される給付金のことをいいます。自分で申請するものなので、気が付かずに受け取らない人も多いですが、ちゃんと使った方がお得です。

いくらもらえるの?

給与の平均金額の3分の2の金額を受け取れます。

傷病手当金

傷病手当金を受け取る条件

  • 健康保険の被保険者であること
  • メンタルクリニックなどでうつ病などの診断書をかいてもらうこと
  • 「傷病手当金支給申請書」の項目に、医師の証明欄があるので受診時に記入してもらうこと
    ※医師の証明は、証明日以前の期間をとってもらう事が必要です。未来の証明は受付できないので証明日までの支給となります。
  • 働けない状態になっていること
    医師により、労働可能と判断された場合はもらえないので、しっかり休む必要があると伝えましょう。
  • 仕事ができない日が3日連続であること(土・日・祝の場合でも、有給の場合でもOK)これを待期期間の完成といいます。
    3日連続というのが大事なので、2日目に出勤したら待期期間は完成しません。
  • 3日の待期期間終了後→休業期間にはいる場合に会社から給与が支給されないこと

傷病手当金申請までの流れ

  • STEP1
    医者から診断書をもらう
    医者に労務不能という認定をしてもらう必要があります。傷病手当金は事後申請となるので、給付が受けられるのは、医者が労務不能と認定した後からになります。長期間に渡る場合は、1ヶ月ごとに申請する事が多いようです。なので、1ヶ月に最低でも1回は病院へ通う必要があります。まとめての申請も可能です。その場合は、最長3ヶ月まで可能。図を参照

    傷病手当の申請期間の説明図

  • STEP2
    会社に報告して休む
    会社に病気や怪我のことを説明し、休業する旨と傷病手当の事について伝える。その後、3日間連続で休む。(有給でも待期期間は完成します)申請書は以下のリンクからダウンロードできるので、しておきましょう。
    参考 健康保険傷病手当金支給申請書全国健康保険協会 参考 記入例全国健康保険協会
  • STEP3
    会社に証明を書いてもらう
    会社休んでるし、給料も支払われてないよって事を会社側が証明する必要がある
  • STEP4
    傷病手当金の申請
    医者と会社2つの証明が揃ったら、会社側から健康保険組合へ書類を申請してもらいます。本人が申請する事も可能との事です。
  • STEP5
    審査結果が届く
    「支給決定通知書」もしくは、「不支給決定通知書」が送られてきます。その後、2週間ほどで振込されるそうです。
MEMO
老齢厚生年金及び、障害厚生年金等の受給がある場合は、「年金裁定通知書」又は「年金額通知書」のコピーが必要です

上記手続きで、傷病手当金の手続きは終了です。

退職後にももらえる傷病手当金

被保険資格喪失の前日まで継続して 1 年以上加入していた方が、傷病手当金を受給中に退職し、引き続きその傷病のため就労できない場合、支給開始後 1年6ヶ月のうち、
残りの期間内分について支給されます。

なんらかの報酬で傷病手当金を全額支給受け取っていなかった人が退職して、引き続き傷病療養のため働けない場合、退職日から1年6ヶ月間内の当該日について支給されます。

傷病手当の気になること

  • 受給の権利を取得した日から2年を経過すると、時効で権利を消失してしまいます。
  • 傷病は治ったものの障害が残り、働けない場合は労務不能状態ではありますが、療養ではないので、不支給になります。
    →障害害等級表にあたる場合には、障害基礎年金または障害手当金(一時金)が支給されます
  • 支給期間の1年6ヶ月内で同じ病気や関連する傷病は1度しか使えません
  • 会社から給料の一部を支給された場合、それが例えば月給30万円の人が受け取れる1日6,770円のうち5000円を支給された場合、残りの1,770円が
    傷病手当金から補填されます。民間の保険は該当しないので、民間の保険はガンガン使おう。
  • 老齢厚生年金との併用はできません。
注意
働けない状態になり、休職している時は社会保険の支払いが発生します。傷病手当金の給付金から社会保険料を引いた金額で、生活していけるかどうか、事前に計算する必要があります。

失業保険の受給期間を伸ばそう

雇用保険の受給期間は、退職後1年間と決まっていてこの期間を過ぎると受給できなくなりますが、
働ける状態になるまで待ってて下さい!!という「受給期間の延長」の手続きができます。給付日数が多くなる訳ではないですが、最大3年間延長する事ができます。ハローワークへ受給期間延長と現状について説明して手続きしてください。

失業保険の手続きについては、以下の記事を参考にしてください。

失業保険を自己都合から会社都合にする方法 part1

いかがでしたでしょうか?
今回は、パワハラなどで退職へ追い込まれた方向けに、証拠を残して、診断書を受け取って、休業して、傷病手当を受け取り、
傷病手当終了後も、延長手続きをした事により、失業保険をさらにすぐ受け取りという流れをご紹介しました。

これで、1年6ヶ月+3ヶ月=1年9ヶ月もの期間をゆっくりする事ができます。
ただ、傷病手当然り、雇用保険についても審査やハローワーク職員による判断などもあるので、
実際は低く見積もって半年〜1年ぐらいが妥当でしょうか。僕の肌感覚ですがw
上記の情報を見ながら一工夫する事で、

ただただ退職して、自分だけが損する

みたいなのは防げるわけで、1つの方法としてどうでしょうか?
というご提案でした!

ここまでお読み頂いてありがとうございました

ハリくん

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